木工轆轤(ろくろ)

木地自体を回転させ、刃物で削り、お椀・お盆・棗などの丸い物を製作します。

木工轆轤(ろくろ)

指物

板を組み合わせて作られた道具の総称です。箱物や四方盆などを製作します。

指物

下地(布張り、サビ)

布張りとは、木地にのり漆で麻布を張り補強することです。サビとは、地の粉や砥の粉を水で練ったものを生漆と混ぜたものです。布張りした木地の上にヘラでサビをつけ、乾いたら研ぎ、またサビをつけては研ぐという作業を繰り返す工程です。

下地(布張り、サビ)

塗り

研いだ下地の上に漆を塗る工程です。下塗り・中塗り・上塗りという3段階の塗りがあり、徐々に美しく仕上がります。

塗り

蒔絵

漆器などの表面に漆で絵や模様・文字などを描き、それが乾かないうちに金や銀などの金属粉を蒔くことで加飾する技法です。主な技法に平蒔絵・高蒔絵・研ぎ出し蒔絵などがあります。

蒔絵

金継ぎ

割れや欠け、ヒビのある陶磁器を麦漆などで接着し、継いだ部分に金粉を蒔いて装飾する修理方法です。銀継ぎや共色直しなどもあります。

金継ぎ